島根県産の凝灰質砂岩「来待石（きまちいし）」でつくられた石灯籠。
来待石は、粒子が細かく、とても柔らかで優しい風合いが特徴で、古くから石造美術に使われています。
大きさは、高さ17cmのミニサイズ。小さいですが、細かい部分のデザインにもしっかりと工夫されています。
火袋には３つの丸型の火口がある、丸雪見灯篭。
かわいいサイズ感と、職人の手彫りによるこだわりの仕上がりで、ISHIMOでも人気の商品です。



サイズ：傘径145mm　高さ170mm
重さ　：1ｋｇ




一般的に灯篭は大きく重たいものが多いですが、コンパクトなサイズで女性の方でも安心して持てる重さなので、お掃除やお手入れの際にも簡単に動かすことができます。

小さくも趣のあり、玄関やお部屋に飾ると、日本の文化やわびさびの世界観を感じられます。和室はもちろん、現代的な空間のアクセントとしてもオススメです。




室内だけでなく、庭園や坪庭など屋外に設置して楽しんでいただくこともできます。
来待石は砂岩で吸水性が高く、苔が生えやすい性質なので、外で長年お使いいただくことで、苔や古色がつきより趣ある佇まいに。
ベランダなどの狭いスペースにも置けるので、自分だけの小さいお庭づくりや、ガーデニングにいかがでしょうか。
和モダンなお店のインテリアとしても、高級感とこだわりの空間を演出してくれる逸品です。



石職人が一つずつ、丹精こめて手彫りでつくっています。
手作りなので、どれもすこしずつ表情がちがう１点ものです。
新築祝い、開店祝い、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれるでしょう。

大きさは４寸と５寸の２種類ございます。
空間にあわせて、お好みでお選びください。



その他、本格石灯篭はこちらをご覧ください。オリジナルの灯篭を制作することもできます。お気軽にお問い合わせください。


来待石について
味わい深い茶褐色で、温かい表情の「来待石(きまちいし)」。
島根県・宍道湖の南岸（松江市宍道町来待地区）で切り出される、凝灰質砂岩です。砂岩特有の、穏やかな風合いと石肌が評価されています。石質は粒子が緻密で、やわらかく、切り出しや加工がしやすいため、気品高く優雅な作品が仕上がります。

古墳時代の石棺や石室に使われたのち、鎌倉時代からは石塔や石仏などの彫像、かまどや石臼などの生活用具、庭園石材、建材など、身近な所に幅広く用いられました。特に江戸時代は、“御止石(おとめいし)”と呼ばれ、松江藩主が藩外へ持ち出しを禁じたほど重宝されます。江戸時代後期には、石灯篭や狛犬などの来待石製品が、“石の美術品”として好評を得て、全国各地へと広がりました。

現在は、釉薬の原材料や、国指定の伝統的工芸品である「出雲石灯篭」の石材として知られています。来待石は、切り出された時は、青味を帯びた色合いをしていますが、次第に水分が抜け、趣のある茶褐色の、やわらかな風合いに変化していきます。この風化のしやすさは、もろさに繋がりますが、日本人はそこに魅力を見出してきました。

新しい製品でも古色を感じさせ、苔がつきやすく、自然にうまく溶け込むため、日本庭園の景観を彩る素材として欠かせない存在です。また、インテリアとして室内に取り入れることで、上品な雰囲気を演出できます。

同じ来待石で職人が手彫りした一尺サイズ（傘径300mm、高さ390mm）の丸雪見灯籠もございます。
灯籠としては小型ですが、細部にまでこだわった趣ある灯籠です。お庭やベランダに置いても◎



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Although it is very small, artisans in Izumo make it one by one. It would fit well at Japanese tatami room, or entrance. This lantern can be disassembled into two parts.
-Characteristics of Izumo stone-
-The stone property is tuff sandstone, which is called Kimachi stone.
-High absorbency, and moss will grow easily.
-Size-
diameter of umbrella 145mm, height 170mm, weight 1kg

【その他、大きいサイズの灯篭や蹲もございます】
織部灯篭や雪見灯篭などの灯篭や、水鉢・蹲など、各種国内の職人による石造美術品を取り揃えています。
灯篭についてくわしくはこちらをご覧ください。





実物は弊社「芳村石材店」本店でご覧いただくこともできます。
新しくオーダーメイドで製作することもできます。お気軽にお問い合わせください。